ゆるゆるリュッカー

リュックとカメラと旅が好きな大阪のアラサー。世界一周してぇ

イタリア旅行記

イタリア旅行記 終

日本に降り立った僕は、このロストバゲージの件でクソ迷惑をかけられたエールフランスに関西国際空港でスタッフの人が破損したキャリーケースの弁償してくれる話があるので空港内のカウンターへ向かった。 周りから日本語がかなり聞こえてくる。 そりゃそう…

イタリア旅行記 その三十二

目が覚めたときには、すでに明け方だった。 朝四時頃だ。 ハンバーガーを食べ損ねたことに少し後悔し、帰り支度を始めた。 かえりの飛行機の切符、送迎のチケット、現金やら…… 少しこのイタリア一人旅に物足りなさを感じていたが、まぁ満足だった。 朝食は昨…

イタリア旅行記 その三十一

さて、ミケランジェロ広場を後にした僕は土産と、とあるものを探し回るためフィレンツェの街を歩き回った。 土産はロストバゲージのせいで金銭的にあまり余裕がなかったので、スーパーマーケットのお菓子を爆買いしておいた。 日本円にすると6000円ぐら…

イタリア旅行記 その三十

歩き続けた、やっとこさミケランジェロ広場に到着した。 人が大勢いて、さすがの観光名所だと感じる。 少しだけ露店があり、また仮面やら販売していた。 こうやって見ると本当に広角レンズを持って行って良かったと思った。 やはりSONYの店員どおりのアドバ…

イタリア旅行記 その二十九

ヴェッキオ橋を抜けた僕は更に歩き続けた。 ミケランジェロ広場はただの広場ではなく、高台にありフィレンツェの街を一望できる。 僕は歩いた。 歩いて… 歩いて… 登って… またの登って… 登り続けた… ヴェッキオ橋から半時間程だろうか… あるき続けて、やっと…

イタリア旅行記 その二十八

塔から降りた僕は、最終目的地であるミケランジェロ広場の手前にある有名箇所 「ヴェッキオ橋」に向かった。 何が有名かよくわかっていないのだが、僕は有名であれば行こうと考えていた。 僕は川沿いを歩いていた。 水はヴェネツィアもそうだがあまりキレイ…

イタリア旅行記 その二十七

教会から出た僕は、またフィレンツェの街を歩いていた。歩いていると大したことないものでも写真に収めようと思ってしまう。 コインランドリーがあった。 別にどうということはないのだが、中に入る。 ディズニーストアがあった。やはり世界中どこでも、あの…

イタリア旅行記 その二十六

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会。 それが僕がフィレンツェで行こうと目星をつけていた教会だ。 その教会の前で写真を撮っていると、後ろから黒人に話しかけられた。 その時の僕はキャリーケースの荷物も取り出すことができ、すこしテンションが上がっていた…

イタリア旅行記 その二十五

引き続き、フィレンツェの街を歩いていると… 「オニイサン、ニホンジンデスカ?」と片言の日本語で話しかけられた。 どうやらピザ屋の店員で客引きしているようだ。値段を聞くとポテチとピザで5€程だったので頼むことにした。 よく聞く話なのだが、異国の地…

イタリア旅行記 その二十四

塔の最上階から降りてきた僕は、塔の中にあるミュージアムに足を運んだ。足を運んだといっても寄り道をしたようなものだ。 美術館のような感じなのだが正直僕はもう美術館にお腹いっぱいだったのだ。 同じような絵ばかりで飽き飽きしていたのだ。 一階まで降…

イタリア旅行記 その二十三

thebackpack.hatenadiary.com ルーブル美術館前の広場に戻ってきた僕は塔に登ることにした。 ルーブル美術館前の広場はなかなか多くの人がいた。 待ち合わせ場所にしている人もいるのだろう。 ルーブル美術館の隣にあった建物から登るのだが、中に入ると大広…

イタリア旅行記 その二十二

ルーブル美術館をあとにした僕は、何も考えてなかった。 何も考えてなかったというか、考えてはいたのだが、ガイドブックが開かずのキャリーケースの中にあるのでどこに行きたいか忘れてしまったのだ。 まぁ塔には登りたいや、ミケランジェロ広場に行きたい…

イタリア旅行記 その二十一

朝食をたべ、部屋に戻った僕は早速フィレンツェの街を歩き回る準備をした。 僕はこのホテルの人たちにお世話になっているので、チップを置いていこうと考えた。 ヨーロッパではチップが当たり前の風習となっているそうなので、僕はネットでチップに添える言…

イタリア旅行記 その二十

フィレンツェのホテルまで戻った僕に ホテルスタッフさんが話しかけてきた。 なんと!あのロストバゲージしたキャリーケースが届いたのだ!! 嬉しかった。黄色のハードキャリーケースなのだが、僕の手元に届くときにはすごい傷だらけだった。 本当に航空会…

イタリア旅行記 その十九

帰りの電車の中、フィレンツェに戻るわけだが一時間半ほど乗りっぱなしだ。 晩飯はどうするか…それを考えていたのだが、どこかも海外旅行ガイドブックに 「美味しい店は現地の人に尋ねろ!」 と読んだことがあった。 なのでフィレンツェに住んでいるガイドさ…

イタリア旅行記 その十八

道に迷った僕だが、歩き続けた。 と焦ってたのだが、きっちり写真だけは撮っていた。焦っていてもこれだけは譲れなかった。 僕は人に待たされるのは嫌いだが、待たすのはもっと嫌いなのだ。 やっと駅周辺まで戻ってきた。 この駅もやはりトンネルの中にある…

イタリア旅行記 その十七

ガイドさんとの待ち合わせ場所は駅の入り口。またトンネルだった。 トンネルを通り駅のホームまで行くようだ。 本当にジブリやファンタジーの世界のようだった。 待ち合わせ場所に行くと、ガイドさんがすでに待っていた。さすが日本人というだけあって時間に…

イタリア旅行記 その十六

何か口にしたいと思い、先程歩き回っていたときに目についた、海鮮の揚げ物屋に行くことにした。 僕はこういった屋台で売られているような食べ物が好きなのだ。 1€が130円くらいのレートだったので、正直言ってそこまで安くはない。 しかし、マナローラとい…

イタリア旅行記 その十五

マナローラの街並みを探索すべく、歩き回った。ほとんどが路地裏のような細い通路でできており、冒険心をくすぐられた。 路地裏のような道を歩いていくと村の一番端っこにある広場に出た。なんとまぁ、入り組んだ道だったので秘密の場所のような感じがした。…

イタリア旅行記 その十四

マナローラに降りた僕は人の多さに驚いた。こんな田舎になかなかの人が集まっている。 海水浴している人も多くおり、岩場にシートを引いて日光浴している人がここにもいた。 そもそもここはそういう海水浴目的でくる近所の人が多いのかもしれない。 船着き場…

イタリア旅行記 その十三

書き忘れていたが、このツアーは夕方まで三つの村を周る。チンクエ・テッレとは五つの村からなる名前なのだ。 一つ目「リオマッジョーレ」 二つ目「マナローラ」 三つ目「ヴェルナッツァ」 この順番で周る予定だ。 といっても僕的にはどんなところに行くにし…

イタリア旅行記 その十二

目が覚めた。 先に言っておこう。僕は自分の部屋以外の場所ではあまりぐっすり寝ることができないのだ。 朝の3時ぐらいだったと思う。 目が覚めてしまった。 電車の中で1時間半ほど寝たので、仕方ない。 まだ外は暗い。 することもないのでホテルにとおって…

イタリア旅行記 その十一

ハッと目が覚めた。 電車の中で寝ていた僕は誰かに肩を叩かれて驚き目を覚ました。 そこには金髪の駅員の姿をしたポッチャリウーマンがいた。 おそらく車掌だろう。 瞬時に、乗車券か特急券を見せろという意味だと理解したので(一応僕も駅員)すぐさま、HIS…

イタリア旅行記 その十

大広場まで戻ってきた僕はあまり時間がないことに気づいた。 今からヴェネチアの駅は全くの反対側なので中々遠い。 もう一度路地裏をうろうろしながら戻ることにした。 途中で再度コープに寄って、水を購入した。 本当に喉が渇く。 夕方の五時ぐらいの電車な…

イタリア旅行記 その九

Eさんと別れた後。 正直言うと、少し寂しくなった。 しかしそれからすることは決まっていた。 それは…… 「ヴェネチアの街を適当に歩き回る!」 これだけだ。どこにいくとか決めずにただ歩き回る。地図を見ずに。 ヴェネチアの街は細い路地裏がいっぱいあり、…

イタリア旅行記 その八

フルーツとジェラートだけしか食べてないので、なにか食べたいと思い 僕はこのイタリア旅行に行く前に事前に調べておいたトリップアドバイザーで人気のあるクレープ屋に行こうと提案した。 cosetaという店だったと思う。 大きい通りから少し外れた小さいクレ…

イタリア旅行記 その七

展望台から降りた僕達は次に何をするか決めてなかった。 僕がこのイタリアに来た理由の一つにヴェネチアの街並みを歩くというのがあったのでEさんはそれに付き合ってくれた。 〈本当に素晴らしい街並み〉 本当に歩いていて芸術の街だと感じさせられた。 古く…

イタリア旅行記 その六

水上バスを降りると、ヴェネチアで一番大きな広場についた。 協会や鐘楼がある大きな広場だ。 僕らは早速、鐘楼展望台へ向かった。 下でチケットを買ってエレベータで登る。 日本と変わらない。 鐘楼展望台の入り口で撮った、目の前にある協会。名前は忘れた…

イタリア旅行記 その五

ヴェネチアのホテルで天使さんと会えてから、すごい安心感があった。 その人はよく海外旅行をしているバックパッカーだそうで、今日がヴェネチアに3日目だそうだ。 僕の心はすでに折られかけており、誰かにすがり頼りたい気持ちでいっぱいだった。 一人では…

イタリア旅行記 その四

一睡もできずまま、二日目を迎えた。 二日目は計画通り、ヴェネチアを歩き回る。 しかし僕の姿は日本の家からの姿のまま、上はポケモンのTシャツ、下はアディダスのジャージだ。 こんなラフな格好でおしゃれなヴェネチアの街を歩く日本人はそうはいないだろ…