ゆるゆるリュッカー

リュックとカメラと旅が好きな大阪のアラサー。世界一周してぇ

イタリア旅行記 その二十五


引き続き、フィレンツェの街を歩いていると…

「オニイサン、ニホンジンデスカ?」と片言の日本語で話しかけられた。

 

どうやらピザ屋の店員で客引きしているようだ。値段を聞くとポテチとピザで5€程だったので頼むことにした。

よく聞く話なのだが、異国の地で母国の言葉で話しかけられると嬉しくなるものなのだ。

言葉とはすばらしく恐ろしいものだ。

 

店内の座席に座り待とうとしたら、なんと店内で食べるならお金が必要だそうだ。

僕はそこにお金を使うのはもったいないと思い、外の階段に座り食べることにした。
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ピザはクリスピー生地で薄く硬かった。僕はクリスピーが好きなので嬉しかったが、総評としたら普通だ。

パスタといいピザといい…良い店にあたらなかっただけなのだろうか……。

 

フィレンツェには教会がいくつもあり、その中の一つに入ることにした。(名前は覚えてない)

歴史も何も知らない僕だが、雰囲気だけは楽しめた。

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この教会の近くで思い出したことがあった。

ポケモンGoだ。

ヨーロッパ限定のポケモンをゲットしなくては……と考え起動した。

まぁすぐにはいないだろうと思っていたのだが…

なんと!!すぐに見つかったのだ。


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バリヤードだ。

このゲームはGPSを使用し、ヨーロッパでしか出てこないポケモンがいる。それがこいつだ。

捕まえることができて本当によかった。

 

 

このあと、一旦ホテルへ戻った。

あの鍵がかかったキャリーケースを優しいホテルスタッフが鍵を壊してくれる約束をしてくれていたからだ。

ホテルに戻ると…本当に開けておいてくれていた。

その時、サンキューという言葉を何度口にしただろう。

キャリーケースは壊れてしまって、もう閉めることはできないがやっと荷物を取り出すことができる。本当に感謝した。

 

部屋に戻り、キャリーケースの中を確認した。

地図もある。服もある。三脚もある。水もある。

安堵した。安堵という言葉を今まで使ったことがないがこういうときに使うのだろう。

 

早速ヴェネツィアで買ったダサい服を脱ぎ捨て、家から持ってきた白ティーと夏用のデニムに着替えた。

すごい気持ちよかった。サッパリしたといったほうがいい。

 

地図もカバンに詰め込み、すぐにフィレンツェの街へ再出発した。

 

 

 

地図を見返すと…行きたい場所に赤ペンでチェックしてあった。

そうだそうだ。フィレンツェで一番大きな教会にいくんだった。

僕はその方向に一直線に早足で歩き出した。

 

駅の近くだったのですぐに着くことができた。

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この上の写真を撮っていると、海外不幸あるあるが僕を襲ったのだった。