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イタリア旅行記 その十七

ガイドさんとの待ち合わせ場所は駅の入り口。またトンネルだった。

トンネルを通り駅のホームまで行くようだ。

本当にジブリやファンタジーの世界のようだった。

 

待ち合わせ場所に行くと、ガイドさんがすでに待っていた。さすが日本人というだけあって時間にはきっちりしている。

もちろん日本人である僕も五分前に着いた。

 

切符のことはすべてガイドさんに任せていたのでよくわからないが、この駅も改札口はなくホームまで何も持っていなくても入ることが可能だった。


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先程の上の方から見た駅だ。

ホームには自動販売機などなく、イスがあるだけ。

だが日本の駅とは違い、やはり雰囲気がすばらしい。海沿いの駅という理由もあるだろう。

 

少しここで待っていると電車が到着した。

電車が来たのだが、かなり驚いた。

 

なんとすごい落書きだった。


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日本ではありえない光景だ。

不思議だったのが、日本の落書きと似たような落書きだということだ。

しかもいつも思うのだが、なぜこういった落書きというのは立体感があり中々上手いのだろうか……

 

漫画を描いていた美大出身の僕からみても上手い……というか僕よりうまいのではなかろうか。

 

電車に乗ったのはいいが最後の村は隣の駅。

すぐに降りた。一つ一つの村が山の間に挟まれており、駅の間は必ずトンネルだった。

 

さて、着いたわけだが、この村の入り口には「愛の小道」というものがあった。

そこを二人で歩いたカップルはさらに愛が深まるとかなんとか……。

何度も言うが僕は一人でイタリアにきたのだ。彼女もいない。

本当のところ、足を踏み入れたかったのだがもし周りにカップルばかりだと居心地が悪そうなのでやめておいた。

愛の小道はチンクエ・テッレではかなり有名なので訪れる予定がまたあれば、次は二人で来よう。もちろん恋人とだ。

 

3つめの村といっても今までの村とは大差がない。強いて言うなら土産屋が多いということだ。
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また自由時間がこの村でとることができるので、僕はまた海岸沿いの駅から山道を登り始めた。

チンクエ・テッレすべての村が海岸沿いの坂道でできている村なのだ。

 

途中、こんな小さい村に車が走っていた。

と考えていたのだがいま振り返ると少し失礼だな。

 

一番上の方まで登るとそこには協会があった。

協会といえば僕のイメージだと結婚式やセーブポイントだ。

だが、ここはヨーロッパの協会。すごい神聖な場所なのだ。冗談は抜きにしよう。


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少しイスに座らせてもらって、色々考えた。

僕は無宗教なのだが神様の存在を信じている。

 

何を考えていたかというと……

なぜイタリアに来てまでロストバゲージにあうのですか?僕の運はなぜこんなに悪いのでしょうか?

という懺悔でもなんでもない、ただの愚痴だ。

 

協会を後にして、僕は更に歩き続けた。

本当に坂道だ。なかなか辛いがワクワクする気持ちもあり足は止まらず前に進み続けた。


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やっと見渡しのいい所にまでたどり着いた。

本当にカラフルな家だ。

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さて、更に歩き続けたのだが、なんと道に迷った。ヴェネツィアといいチンクエ・テッレといい…町の構造が本当にややこしい…

 


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階段を登り、階段を降り、Uターンしたりと本当に迷った。

なんとか海岸沿いまで戻って来たのだが、目的地は駅だ。


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そして僕は、またこのややこしい村を歩き続けた。