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イタリア旅行記 その十三

書き忘れていたが、このツアーは夕方まで三つの村を周る。チンクエ・テッレとは五つの村からなる名前なのだ。

 

一つ目「リオマッジョーレ」

二つ目「マナローラ

三つ目「ヴェルナッツァ」

この順番で周る予定だ。

といっても僕的にはどんなところに行くにしてもありがたい。このイタリア旅行の目的の一つは「田舎を歩く」ことなのだから。

 

一つ目の村、リオマッジョーレについた。

駅はトンネルの中にあり、多くの人が降りた。やはり観光地だけのことはある。
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このトンネルを抜け、改札を抜けるとゲームに出てきそうな村が現れた。

カラフルな家。

採れたての魚や果物が売っている。

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僕は言葉には出さなかったが、すごい感動に包まれていた。

そうだ!これこそが僕の求めていた海外旅行なのだ。こういった田舎のほのぼのした場所にいきたかったのだ!

本当に良かった。僕はこの雰囲気を求めていたのだ。

おそろく子供のとき、熱中したドラゴンクエストなどのゲームの影響かもしれない。

 

……とこんなことを考えているとガイドさんが

「大変申し訳ないんですが、次のマナローラという村まで船で向かうのですが出発まであと二十分ほどしかないんですよ…私はチケットを購入してくるのでこの辺りを見ていてください」

 

僕的にはもう少しこの街を見て感動に浸りたかったのだが仕方ない。ガイドさんに従おう。

 

この村はたった一本道でできている村なので、幸いあまり見るものもなかった。

駅からの一本道の突き当りには海が見えた。
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ヨーロッパの海と言えば、僕の中で勝手な妄想でエメラルドグリーンのきれいなものだと思っていたが、実際は日本のものと大差なかった。

水着になって泳いでいる人、日光浴している人、その人たちを見ている人。

僕もその中の一人だった。

 


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本当に窓から洗濯物を干していた。

ファンタジーの世界だけかと思っていたが…

 


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やはり何より良かったのが雲ひとつない青空だということだ。ヴェネツィアでもそうだったが、本当に雲ひとつない空でよかった。 もし雨でも降ろうものならロストバゲージにもあう僕の運が相当悪いことなのだろう。

もしくはロストバゲージにあったぶん、神様がご褒美をくれたのかもしれない。そう思うことにする。

 


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本当にいい街並みだ……

強いて言うなら人がもっと少ない方が田舎らしい。観光地だけあって道は人で埋め尽くされていた。

 

そして僕のしみじみと浸っていた田舎鑑賞は船の時間をあっという間に感じさせた。

船着き場につき、ガイドさんと合流し船に乗り込んだ。

 

「さよなら……えっ〜と………一つ目の村」

 

村の名前などどうでもよかったという言い訳をしておこう。次の村へのわくわくした心を抑えきれなかったのだ。

 

船は客船だったが、そこまで大きいものではなく一度に数十人乗せる程度だった。

ガイドさんが船の搭乗口でチケットを見せ、イタリア語でゆうちょうに会話する。(ガイドさんにゆうちょうに…なんて失礼かもしれないが……)

 

船は三階でできており、僕たちは最上階の前の方の席に座った。

船はすぐに出発し二つ目の街へ向かった。


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アジア系の顔はほとんど乗っておらず、白人ばかりが乗っていた。

ガイドさんに聞いた話なのだが、イタリアではアジア系の顔をしていると中国人と見間違えられることが多いそうだ。

中国人はイタリア人からみると、マナーが悪く評価がかなり低い。

それに比べ日本人はマナーがよく礼儀正しいので評価が高いそうだ。

 なので自分が日本人であることを説明すると途端に態度を変えてくることがあるそうだ。

 

たしかに僕も大阪に住んでいて、よく中国人を見かけるのだがかなりマナーが悪い。順番抜かしや他の人のことを考えない行動が目立つ。おそらくその国の習慣なのだろう。

 

ここでイルカが船の周りをバシャバシャ飛んでいた!なんてロマンあふれることがあればよかったのだが、なんてことはない。十五分程したら二つ目の村、マナローラへとついた。


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見た目は一つ目の村とそう変わらないのだが、ここは五つある村の中で一番大きな村であるということだ。

 

そして僕たちは船を降りた。